今月の掲示版    

今年は暖冬です

暖冬と書きましたが、

今日は雪が、

降っているかもしれません

それは私には決められないことです

自分には決められない

ことばかりの中で、

わたしたちは、生きています

考えれば、生まれた日も、

性別も、国籍も、容姿も

大切なもののほとんどは、

私が決めたのではありません

今日の天気さえ

決められない私ですが、

今日の天気をありがたいと

思うかどうかを決められるのは、

私だけです


今月の掲示版    

 

人に何かをしてもらって

本当にうれしい時は、

そこまでしてくれてと、

思う時です

でも、人に何かをさせてもらう時

そこまでしなくてもいいかと、

自分で決めてしまいがちです

そこまでしなくてもと、

自分が決めるのではなく、

相手に思ってもらえるような

そんな生き方ができれば

きっと神様も

喜んでくれるだろうなと

思う今日この頃です

 


今月の掲示版    三月

 

どんなことも、不思議と思う人と

当たり前だと思う人がいます

今日こうして生きていることを

生まれてきたことを

不思議と思う人は、その不思議に

感謝する心が芽生えてくるでしょう

当たり前だと思う人は、

次に出てくるのは不足の心です

感謝の心と、不足の心と

どちらが人生を豊かにするかは

言うまでもないことです

今月の掲示版    四月

体力をつけるためには、

練習が必要です

知力をつけるためには

勉強が必要です

楽な練習や勉強で、

体力も知力もつきません。

心はどうして

力をつけるのでしょうか

どうしょうもなく

つらいことに

出会っているあなたは

いつかそのことで、

強く優しい心に

なったのだと

気づく時がくるでしょう

今月の掲示版    五月

人生は重き荷を背負って

歩いていくようなものだと

誰かの言葉にありました

歩いてさえいれば

いつかどこかにつくでしょう

重き荷のつらさに負けて

座ってしまったら

歩いている他の人を

批評はできますが

自分は前に進みません

どんなに重い荷であっても

自分を前に進めるのは

自分しかいないのです

荷の軽重は、

荷主の(誰だかわかりませんが

期待度のちがいなのでしょう

                   

今月の掲示版    六月

 

子育ての最中に

よく年長の人に

「今は大変でしょう、でも

今が一番いい時ですよ」

と、言われました

今から思えば、確かにそうだったような気もします

そんなふうに

時が過ぎなければ

わからないことが

私たちの人生には

あるようです

今月の掲示版    八月

 

「根性」「忍耐」

「がまん」「辛抱」

今ではあまり

使われなくなった言葉たちです。

その意味さえ

知らない子供も増えました

ストレスを感じることは悪いことだ

という風潮の中で

消えそうな言葉たちです

でも身体を鍛えるためには、

この言葉が必要です

そして心が成長するためにも

本当はこの言葉が一番大事なのです

今月の掲示版    九月

 

病は気からと

世間では言います

天理教では、

病の元は心からと言います

よく似た言葉ですが、

決定的な違いがあります

気持ちの持ちようで

病になるかもしれませんが

心は治りません

天理教は病によって

心まで直してやろうと

おっしゃっているのです

今月の掲示版   十一月 

 

「根本的誤り」

 

自分の命を自分のものだと

思っていますね

自分で

創ったわけでもないし

買った覚えもないのに

今月の掲示版   十二月 

 

「成長」

 

身体の成長は、

二十歳を過ぎれば

終わります

頭脳の成長も、

二十五歳を過ぎるころから

終わりに近づきます

心の成長だけが

死ぬまで続きます

そしてそれだけが

たましいに刻まれるのです